海外オンライン大学体験記

アメリカのオンライン大学であるUniversity of the peopleでの出来事について徒然なるままに書きます

【UoPeople学生】Microsoft Office 365が無償提供

 UoPeopleから魅力的な連絡が2点来ました。

 1つは、「******@my.uopeople.edu」形式のアドレスが学生に与えられることになりました。期限についての言及は確認できませんでしたが、卒業(退学)までか、大学が存続する限り生涯かのどちらかと推察します。

 

 2つ目は、Microsoft Office 365が無料で使えますよ!ということでした。私は「office onlineは無料で使えたような?」と思いました。しかし、オンラインどころかオフライン版も提供されました!OneDriveの容量も1TB与えられます。仮にoffice 365を自分で契約すると年間1万2~3千円かかるわけですよ。それが無償ですから・・・。

 

 早速インストールしたのですが、英語版でも日本語版でもDL、インストール可能でした。(英語版にしました)私はMS Office 2007という化石ソフトを使っていたのですが、最新のOfficeソフトはデザインが洗練されてて素敵ですね。何より無償なのが最高です。

 ぶっちゃけGoogleスプレッドシートやドキュメントで十分といえば十分なのですが、やはりオフライン版はショートカット等やレスポンスで長時間の作業に分があります。どうせ無料ならぜひ、いれちゃいましょう!

 

 最新のオフィスをゲットしてウキウキの現場からは以上です。(この文章はGoogleドキュメントの下書きを元に書かれました)

course drop

 しばらく更新していませんでしたが、1 termまたもやcourse dropしていました。二日目に、時間的に「これは無理」と思った為です。もう少し時間が確保できていたとしても、能力的にあの文章量を読みこなす実力がありませんでした。(語彙は難しかったですが、構造は比較的簡単な文章)どちらにしても駄目。悔しいです。今は毎日、英語の勉強を継続しているので、次のtermで「もう少し軽いコース」を取る方針です。次も休んで英語の勉強を続けるのも1つの方法なのですが、それではいつまで経っても卒業できないので困ります。そしてその次、あるいはそのまた次で今回落としたコースにチャレンジできればな、と思っています。

 

 悔しい、ただただ悔しい。日に日に英語力の向上は実感しているので、あとは・・・死にものぐるいでやるだけですね。歯磨きや入浴中、通勤中や昼休みなど使える時間はもう全部使っているので、あとは集中力・密度をあげて勉強していきます。またしばらく更新しない日々が続くかと思いますが、UoPeopleでの日常や情報を知りたい方の為、そして自分の現状のアウトプットを通じて状況を整理するため適度に更新していきます。

ENGL 1405: WORLD LITERATURE UNIT 9: Course Review & Final Exam

 今回のTermのFInal Exam、無事に終了致しました。まだ正式にGradeが認められていないので仮ですが、88.19/100.00ということで、「B+」判定です。ちなみに、「A+,A-,A,B+.....F」まである感じです。B判定が恐らく標準的なGradeなので「悪くはないけどもうちょっと頑張ったら?」みたいな評価と受け取っていいと思います。前回は「A判定」だったので努力不足だと言われればそのとおり。今後に活かしたいですね。

 

 結果を分析します。評価は大きなくくりで、ライティング、ディスカッションフォーラム、ラーニングジャーナル、試験の4要素で構成されます。

 まずはライティング。これは同僚評価がひじょーーーーに悪いです。原因は、インストラクターからの指示通りの事は記載しているんですが、背景の説明とかは一切せず答えだけ書くスタンスだったので「こいつ何言うてるかわからんわ」という評価になりがちだったことです。とは言ってもあまりにもひどすぎる評価はインストラクターに伝えたらすんなり再評価してくれました。「評価変えておいたよ。でもあんさんもわかりやすくように書くよう気をつけや」みたいなアドバイスもらって、満足です。同僚に対する評価に対する評価はそこそこ良かったです。

 次に、ディスカッションフォーラム。これは良かったです。一つ原因不明で8/10の評価でしたが、ならすと9・5/10ほどです。評価が低い時は「端的に書きすぎている」という原因が多いように感じました。日本と違ってそれぞれが持っている背景知識も違うので、ちょっとくどいぐらいに説明する意識の方がいいかもしれません。「これぐらい書かなくてもわかるか推測できるっしょー?わかんなかったら課題図書見てや。」ぐらいに思ってた自分が悪いですね、はい。

 そして、ラーニングジャーナル。これはインストラクターからの評価ですが・・・。ひっじょーに悪いです。7.7/10.0ぐらいです。毎回Feedbackが「文法がおかしい。構造がおかしい。」というのが多かったですね。彼女のFeedbackの中のオススメのとおり、Paper Raterで文法チェックをしたり、私はGrammaryを契約しているのでそれでダブルチェックして「これで完璧や!どや!?」みたいな感じで提出していたんですが・・・。駄目でしたね。今大学と平行して文法を一層勉強中なので、これは時間がかかりますが時間が解決してくれることでしょう。すぐは解決できません、無理。応急対処するとしたら、有料で校正を毎回どこかに頼むしかありません。お金無いのでそれは無理です。余談ですが、彼女はとても聡明で厳しく、クラスのディスカッションフォーラムにも積極的に顔を出してコメントをしてくれ、使用する語彙も今まで出会ったネイティブの中でも洗練されてそして難しかったです。いいインストラクターでしたが、今の私が向き合うにはレベルが高すぎた感があります。

 最後に、試験。これは非常に良かったです。合計3つのテストで2~3問ぐらいしか間違っていませんでした。何をしたか、するべきか書いておきます。セルフクイズは毎週しっかりやる。翌週は、前の週の範囲(特にパワポやPDFのリーディングアサインメント)を復習してからその週の分をやる。最後に出現するReview Quizは「毎回問題が少し変わる」ので繰り返し解く。(15回ぐらい解きました)ただしFinal Examは初見の問題も多数でるので、自分の知識とそのTermの各週の課題の意図、そしてTermの大きな流れ、いわば大局観を統合して望む必要があるので気を抜かないようにしてください。

 ざっくり分析をまとめると

1 書くような課題は誰にでもわかるように書く

2 文法と構造をがんばる(時間かかる)

という2点を頑張れば次のタームはA-以上は取れると思ってます。よーし、頑張るぞっ!

試験が終わって開放感いっぱいの現場からは以上です。

UoPeopleに新しいプラグラムが追加された件について

 あけましておめでとうございます。さて、University of the Peopleに新しいプログラムが追加されました。Master of Education(修士(教育学))です。厳密には教育学の修士と若干違うようなのですが、詳しくはWikiでも見てやってください。新しいといいつつ結構前に追加されていたんですが、日本語版wikiに全く追加されていないので情報共有の為にちょっと書いておきますね。

 

 UoPeopleの公式の内容を意訳すると「やる気ある教育者を増やすために、国際バカロレアとタッグを組んで新しいプログラム作ったんでよろしく!」とのことです。例のごとく説明を省くため文科省のページにリンク貼っておきます。IBとは何か?という興味がある方だけでいいと思います。

 

 Excellent students(成績優秀者?)は、課程の一番最後に国際バカロレア校でインターンシップが出来るようです。単位も(3 credits)貰えます。修士課程なので、大卒で英語力(英検準1級以上)があり、教育分野に興味がある方は一考の余地があると思います。公式も一応ここに貼っておきますね。

 

 それにしても、UoPeopleは新たな試みをどんどん実行していって頼もしく感じます。新しいことにチャレンジしている感じがあるので、自分自身もチャレンジしていかねば・・・みたいな気持ちになるのもいいですね。では、今年一年もがんばっていきましょう。

 

ENGL 1405 World Literature UNIT 7: Children's Literature

 Unit4~6については特段変わったことはありませんでした。無いことはないのですが、Graded Quizは満点だったのは一つの成果ですね。World Literatureというコースでやっているのは、基本的には「世界の文学を読む」という事とその感想を書いたり、他の人の感想に対してコメントする、そういうルーティンです。

 

 それに加えて、Unit 5ぐらいから、自分でショートストーリーを書く課題が出てきました。これは結構為になるというか、ストーリーの大筋を考えて、骨を作って、肉付けしていくのはそこそこ楽しいことに気づきました。これは私の場合ですが、英文でいきなりショートストーリーを書くのは結構難しかったです。というのも、完璧に身についている表現や文法の範囲内で無意識にストーリーを構成しようとしてしまうので、どうしても表現が陳腐だったり簡単すぎる・・・子供というか外国人丸出しの英語になってしまいやすいんですね。まぁ外国人なんでいいんですが。ということで、最初は日本語で書きました。それを日→英訳するのはまぁそんなに難しくないのですが、自分が使わない表現を習得する為に敢えて「Google翻訳」に自分の作った日本語原稿をぶち込みました。びっくりしましたが、最近のGoogle翻訳はパワーアップしてますね。以前より訳の精度が上がっています。

 

 Google翻訳で出来た、そこそこましな英文を手直しする方法を紹介します。

1 まず翻訳された英文を読み、日本語で考えた意味通りになるかチェックし、なってない場合は日本語の表現を修正します。

2 日本語は主語が無い場合が多いので、原文に主語を付け加えて再翻訳します。すると、さらに正確orマシな翻訳になります。日本語をいじっても意図した英文にならなかった場合、そこはメモしたり頭で覚えて置きます。

3 最後にもう一度英文を読み、今度は「英文を」手直しします。

4 出来上がった「ぼくのつくったさいこうのえいぶん」をGrammaryにぶち込みます。提案を受け入れたり拒否して完成。

 

※当然ですが、普段の課題は英文を読み、日本語あるいは英語で考えて、英文で出力しています。

 

Unit 7は今週始まったばかりであまり進めてませんが、さっくり終わりそうです。難しくありませんよ、簡単簡単。語彙は毎回苦労していますが、次第に小説系でよく使われる語彙が蓄積されてきたので、何回も出てくる単語はわかるようになりましたし、倒置にも慣れたのでリーディングが楽になってきました。

 

 年末年始で八面六臂の活躍をしている現場からは以上です。

ENGL 1405: WORLD LITERATURE UNIT 3: Horror

 はい、今週もギリギリになって終わりましたよー。一つわかったことがあります。前回、self-quizやらないと後から見返せません、と書きました。これは事実だったのですが・・・。以前まで、前の週以前のすでにやったself-quizのページに行けば、再度セルフクイズを解くことができましたが、「今回からそれすらできなくなっている」ことがわかりました。私はgraded quiz(成績がつく試験)前には必ずself-quizの解き直しを行ってきたのですが、それが今回出来なかったので気づきました。(解いた問題の復習、見るだけはできる)うーん、不便になりましたね。これは改悪と言っていいんじゃないでしょうか?

 

 graded quizの結果は9/10, 90点でした。全成績に関わる割合が20%なので換算すると18/20点、最終グレードに関わる成績がついたことになります。ミスした一問がなんだったのかは想像がつきますが、難しすぎました。parsing(文の解剖)の問題で、「動詞はどれでしょう?」という設問でした。まぁ、I love you.とかのレベルなら当然秒で正解がわかるのですが、古典の詩からの出題でほんっっとうに難しいです。文法は結構みっちりやってきて構造を掴むのも比較的得意だと思っていましたが、詩自体は今まで解析したことが無く、本当に難しい。。。たぶん軽く解説されてもわかりません。

 

 今週の読書課題はエドガー・アラン・ポーだったのですが、成績に関わる設問にあまり影響がなかったので「結構流し読み」で済ませました。英文が難しかったのもあるのですが、個人的にあまりホラーは好きではないのが主因でしょう。初めてこんなに飛ばしたというぐらい飛ばしました。ちなみに日本語版も例のごとくざっと読んだのですが、これはこれで日本語が古風でわかりづらかったです。下手すれば英語版よりも。。。ただ名作、というのは間違いないでしょう。最後の怒涛の展開には目を見張るものがありました。

 

 現場からは以上です。

ENGL 1405: WORLD LITERATURE UNIT 1 and 2

 久しぶりの投稿となりました。順調にUNIT1,2と終える事ができました。前もって出来たというか・・・どちらのユニットも締切日の午前4時半頃に終わりましたね、ええ。もうちょっと余裕を持ってやればいいんですが、どうもサイヤ人的性質が私にあるようで「死にかけると強くなる」。そんな訳でギリギリまで手を付けていません。ということにしてやってください。

 

 ユニット1では「ドラマ」ということで、「トルストイの3つの質問」という読書課題をチョイスしました。まぁこれが中々面白くて。人生における教訓事項的なものがあり、一言で言うと「今を生きろ」ということでしょうか。バチコリと読み終わり、各課題もこなせました。

 

 ユニット2では「コメディー」がタイトルですね。リーディング課題は色々選択出来たのですが、今回はまたも「村上春樹」の本があったのでこれにしました。タイトルはThe Second Bakery Attack(パン屋再襲撃)です。白状しますと、ズル(?)をしました。日本語版がAmazonkindle版で出てましたので、先に読んでから英語版に入った訳です。インストラクターにも、どっちも読んだ事は伝えてますよ、念の為。まー、読みやすいこと読みやすいこと。英語版の語彙は確かアメリカの中学生レベルでして、TOEICよりも難しくて体感は英検準1級の語彙が多かった気がします。内容は面白いの一言。登場人物の言っている事は至極まともな事なケースが多いのですが、状況というか文脈が変われば異常な事になるわけです。例えば、サングラスに黒いスーツを着て「いいお薬があります」というのと、白衣を着て「いいお薬があります」だと全然違う訳ですね。(どこかで見た例)そんなギャップが面白おかしく演出されてたりして、深夜読みながら声を出して笑ってました。読み比べると、「日本語での表現がそのまんま省略」されているケースもあり衝撃を受けました。え、そこ略すの?みたいな。まぁ大勢に影響はありませんが。

 

 今回コースを受講してて、大きな教訓が得られたので一つ皆さんにシェアしたいと思います。毎週理解度のチェックとして「Self-Quiz」が課されます。課されますと言っても任意です。やらなくてもいいです。今まで毎回その週にやっていたのですが、Unit1だけふと「あとでまた見れるしやらなくていいんじゃない?」と思い、スキップしました。するとどうなるか?なんと、翌週は「問題を見ることすら出来ない」状態になりました。これ受講されてない方は「当たり前じゃん」と思うかもしれませんが、一度解けば事後も問題が見れるとか、その週のうちに説かなければ事後問題が見れないとかの記述は一切無いのです。念の為Unit2のクイズはその週のうちに解いて翌週確認しましたが、やはり見れました。システムの改修とかではなく、元々こういう仕様のようですね。というわけで学生のみなさん、なる予定のみなさんに強く伝えたいのは「Self-quizはその週のうちに必ずやること。間違ったら再トライして、全問正解するまでやること」です。全問正解しとかないと、問題も見れて何が間違って何が正解したかはわかりますが、4択のうちどれが正解かわからなくなります。今回私は手痛い経験をしましたが、みなさんは同じ轍を踏むことのないように願っています。self-quizから構成されるgraded-quiz(中間テストみたいなもの)が怖い・・・。

 

 Unit1のライティング課題の同僚評価が返ってきました。3人から返ってくるのですが、11/90、83/90, 90/90でした。一人目の評価やばくないですか?要は11点ですよ!?83/90へ減点した人の理由は「まぁそういわれればそうかなー」と納得できる範囲のものでしたが、一人目は恐らく「設問の意味あるいは英文を理解出来ていない」方です。前者の可能性が高いと私は踏んでいます。前々から何度も言っていますが、妥当とは程遠い評価を同僚から受けた場合は「インストラクターに相談」しましょう。私はまだ相談していませんが、するつもりです。何度でも言いますが、日本人が大好きな泣き寝入りはやめましょう。単純に損です。

 

 夜更かし現場からは以上です。