海外オンライン大学体験記

アメリカのオンライン大学であるUniversity of the peopleでの出来事について徒然なるままに書きます

休学と、更新停止のお知らせ

 本日、決断しました。休学します。そして、恐らくしばらく更新しません。更新を楽しみにしてくださっている方も居るかと思いますので、その旨報告させていただきます。

 

※以下は、理由や今後の私の進路について記載するので興味がある方のみどうぞ

 

 休学の理由は、今年一杯は「英語」と「簿記」の勉強に集中して来年から2年以内に「USCPA(米国公認会計士)の試験合格」を目指すためです。これは今思いついたわけではなく、前々から考えていました。私が学位を目指す大きな理由の一つに「USCPAのライセンス取得には学位(or単位)が必要」という事があります。そして、監査法人へ転職するのが目標です。なので、学位→USCPAの勉強の順で考えていました。

 

 ところが、私の年齢だと今から2年でUSCPA試験に合格したとしても「監査法人で採用されるかの瀬戸際」という事が情報収集していく中でわかりました。そして、「学位を取得しなくても一定の単位を取れば試験の受験要件は満たすことができ、ライセンスの取得はベターだが日本国内での転職であれば試験合格までで良い」という事がわかりました。以上を考慮すると、学位を目指すのは今ではなく、試験合格→(できれば)転職後がベストという結論に至りました。

 

 加えて、USCPAの受験要件を満たすには一定以上の単位が必要と述べましたが、アメリカの大学と提携している日本の資格学校の講座を受講し、試験に合格すれば「アメリカの正式な大学の単位が取得できる」こともわかりました。学校によりますが、概ね60単位ほど取得できます。私は50単位ほどの取得を考えています。(地域アクレディテーションの認定を受けている大学の単位ということも判明)何が言いたいかというと、UoPeopleに復学した際に単位移行(トランスファー)できるので勉強が無駄にならないし、UoPepleの卒業も遅くなるどころか速くなる可能性もあるということです。自分の中での最悪の結末が、USCPAの試験に合格しないことですが、その場合でも単位が無駄にならないというのはリスクヘッジとしても優秀と思います。リスクというのも、USCPA高いんすよ、僕の場合最短で受かっても100万ぐらい軽くかかります。

 

 フローをまとめます。

UoPeople休学→USCPA2年以内に合格→監査法人へ転職→トランスファー+UoPeople復学→卒業+ライセンス取得

 

 結構簡単に書きましたが、USCPA自体超難関です。合格体験記とかみても軒並み有名大学出身者です。茨の道なのは間違いありませんが、今動かないときっと一生後悔するので目標に向かって前進します。約2年後、また会いましょう。ご愛読ありがとうございました。ごきげんよう

 

 追伸:来年1月頃からTwitterで勉強状況をつぶやいたりする予定です。アカウントを作成したら下にリンクを貼っておきます。気が向けば覗いてやってください。

Term 4の成績等について

 一つ前のTermで成績が良かったようで、Term 4のPresident's Listに載りました。これはなにかというと、そのTermで平均GPAが3.85~4.00の学生を称えるものです。要は成績優秀者として、全学生が見れるページにその名前が載ったということです。なんだか少し恥ずかしいですね。

 自分が載るまでそのリストをまじまじと見たことはなかったのですが、よく見ると結構日本人が表彰されています。ブログ等では情報発信していないけど、頑張って勉強している同胞が多く居ると胸が熱くなりますね。その人達の中にもこのブログを見て励み(?)にしている人が居るのかなぁ等と空想すると適当なことはかけない、と強く思います。

 話は変わって、良いお知らせですが・・・できなくなりました。世の中うまく回りませんね。実は英語漬けの環境、半年ぐらいアメリカにいけそうだったのですがポシャりました。

 最後に、次のTerm、9月ですかね?コース登録をしました。ただしまたお仕事の兼ね合いで、長期勉強不可の環境になる可能性が半々なのでドロップする可能性も微レ存です。或いは成績が悪くなるのを覚悟で、1~2週提出物を出せないのを甘受するかのどちらかですね。難しい決断です。卒業、が何よりもとは言いませんが重要ですしね。悩む。

 

 頭を抱えた現場からは以上です。

AHIST 1401: ART HISTORY Course Drop

 表題の通り、コースドロップしました。

 誤解を恐れずに言えば、読書課題は少なく、提出しなければならない課題の難易度も低く、内容も十分ついていけるものでした。(好きな芸術作品は何?その理由は?程度)強いて言えば語彙は明暗法、遠近法等の美術独特の用語が出てきて難しいといえば難しいのですが、まぁココらへんはネイティブでも初学者ならほぼ同じスタートラインでしょう。導入部分ですが、非常に楽しく学んでいました。

 問題は、来月の仕事の業務予定でした。有効に机に向かえるのが1日しか無い週(3連休がある週)があるので、事実上課題の提出が不可能と見積もられるからです。前Termで良い成績を取ったので今回も!と思っていた矢先で、内容も興味があったのですが・・・残念です。仕事優先です。割り切ります。

 現場からは以上です。

追伸:仕事柄こういった事が起こりやすいので、もしかしたらロンドン大学(の通信)等毎週の期限が無い大学の方が私には都合がいいのかもしれません。ただし、より強い自制心やスケジュール能力等が求められるのは言うまでありませんが。悩むのではなく、最善の道を合理的に検討していきます。

AHIST 1401: ART HISTORY UNIT 1: Introduction

 はい、TermとTermの束の間のお休みも終了し、昨日からArt History(美術史)のコースが始まりました。まだ手を付けていませんが。

 このコースを取得した理由は2つあります。1点目が、単位取得です。卒業のための必須要件だからという、いわば受け身の理由ですね。2点目が、美術に興味が出てきたためです。数年前まで「美術?なにそれ?楽しいの?」状態だったんですが、東京の西洋美術館でモネやフェルメールの絵画を見てから深い感銘を受けてそれからちょくちょくと近場の美術館等に足を運ぶようになりました。それでも年2~3回ですが、それまでの「ゼロ」を考えると比べるまでも無いでしょう。美術作品見ても楽しいのですが、その歴史や背景知識、ジャンルがもっとわかればわかるほど、もっと楽しいだろうにと思っていました。今回は良い機会でした。

 

 まだまだUoPeopleには専攻が少ないので科目選択の幅が狭いですが、今後コースが更に増えた時には様々な科目が履修できるかも・・・?と思うと心が踊りますね!今は興味がある科目を中心に、取れるものを取得していきます。欲を言えば、フランス語やドイツ語等の英語から見た外国語のコースを取りたいところです。ここらへんの穴埋めというか補完を、放送大学でするかもしれません。

 

 芸術の息吹に埋もれた現場からは以上です。

ENGL 1102: ENGLISH COMPOSITION 2 UNIT 9: Course Review & Final Exam

 今週は総復習と最終試験でした。4年で卒業するためには2courseを1Termで取らなければいけないところ、1 courseに絞ってるので良い成績だけはなんとか取りたいと思ってこのTermを過ごしていました。

 結果・・・

 

95.93/100(A)でした!!

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 文字サイズ大きくして太字にしちゃう程度には全力で喜んでます。さいっこー!喜びはほどほどに、前TermのB+よりなぜ上の成績が取れたのか?しかしなぜ98~100(A+)が取れなかったのか?を考えていきたいと思います。

■成績が上がった理由

 要因は大きく分けて2つあります。1つは、Discussion Forumでの評価が上昇しました。以前と違い気をつけたことは、「これは書かなくても、同じ課題にみんな取り組んだんだからこれはわかるよね?」という前提で書かない、つまりゼロベースで「課題に取り組んでいない人でも理解出来るように書く」です。前Termでは同僚評価がひどかったですからね。無事改善出来ました。2つ目に、Learning Journalでの評価が最高(すべて満点)でした。これは正直、インストラクターとの相性が良かったのと、求められている評価項目を満たすように意識して書いた事があげられます。「参考資料で、良いAbstractとはこういうものだ」みたいに書いてあったらその通り書くみたいなイメージです。

■98~100(A+)が取れなかった理由

 まず前提として、A+は極めて優秀な生徒しか到達できません。UoPeopleからUCLAに転入された方でさえ全部A+という訳ではありませんでした。それを踏まえてですが、Written Assignmentの同僚からの評価が非常に悪かったです。

 減点された理由の一つが「つけ間違い」です。これは事実で、「文法やスペリングにミスがありませんか?2つ以上あれば減点し、いくつかミスを指摘しなさい」みたいな指示があるのですが「よく書けてます」と言うコメントとともに減点されてたりします。若干、指示の英文もわかりづらいのですがそれを差し引いても誤読する人が多い印象です。これはコントロールできないので、諦めるかインストラクターに再評価依頼をしましょう。3~4回あった間違いのうち、1回は再評価依頼をし実際に修正されました。

 次に、「Wrriten Assignmentをやっつけでこなした」事が挙げられます。やっつけと言うのは、指示されたとおりに課題を形にしている。しかし、量や深みが足りない状態です。これを改善するのは・・・現在のところ不可能というのが結論です。文章を何か書く課題があるとして、文献の読み込みやリサーチが不足しているのは自覚しているのですが、現在投下出来る時間がこれ以上ありません。英語力の向上が、同じ時間でより多くの英語を処理する鍵なのは間違いありませんが、これは時間と継続的な努力が必要なのですぐには解決しません。

 

■結論

 時間あたりの処理能力が低いのが現在の問題点で、割ける時間もこれ以上増やせないため、A+を目指す為には英語力(特にReading)の向上が不可欠。

 

■雑感や情報提供等

 というわけで、B+~Aを彷徨うだけなら特になんもしなくて大丈夫かなぁと思ってます。でもA+目指してみたいんだよなぁ...。次回も同じという保証はありませんが、Final Examの問題は「すべて」直前にやったReview, Self, Graded Quizから出題されました。私は念の為、今回提示されたReading Assignment等もすべて復習しましたが、時間が無い人は各Quizだけで良いかもしれません。※自己責任でどうぞ

 あ、あとProctored Examだったので試験監督人とウェブカメラとマイクでやりとりしました。しかし音声の遅延と私のリスニング能力不足により主にチャットでのやり取りへ移行。むしろこの方がスムーズで良かった。今回もProctor Uを使ったのですが、以前は担当者の顔をこちらからも見れたのですが今回はこちらから相手は見えませんでした。運用が変わったのかなぁ。次のTermまでまだ少し時間があるから、再び英語力の強化を引き続きしっかりやる!!

 

 高成績に浮足立ってる現場からは以上です。

ENGL 1102: ENGLISH COMPOSITION 2 UNIT 8: All Together Now

 はい、今週がFinal Examを除き最後の週です。今週のLearning Journalの課題が・・・薄々嫌な予感はしていましたが・・・「今までの論文のパーツをひとまとめにする」です。というのも、前回まで論文のパーツ毎を作っていくような課題ばかりだったのです。ということは、「もしかしたら一つにまとめるのでは?」みたいな事が頭をよぎっていました。まぁ、結果そのとおりだった訳です。では何が問題かというと

 

一つのテーマに対してパーツを作ってきていないので、組み合わせるだけでは作成出来ず1からパーツを作って、その後まとめる必要がある

 

ということです。もしかしたらどこかに書いてあったのかもしれませんが、私は見た記憶がありませんでした。事前にこうなることを教えてくれていれば対処できたのにな・・・と思います。まぁ、これももしかしたら?という疑問が湧いた時点で質問すべきだったのでしょう。

 

 UoPのどの課程であっても、このEnglish Composition 2 は必修となってます。従って、在学生及び未来の学生のみなさんは「最終的に一つの論文に仕上がる」という認識の元、各週の課題に取り組む事を推奨します。代替案として2つ。

1 時間を死ぬほど割いて、最後に新たに1からパーツを作る

2 Learning Journalの最終週だけ諦める(提出しないor超やっつけ)

 途中で気づいた人等は1を通常選ぶのでしょうが、2を選んだとしても「最大-2.5点」です。多少痛いですが、好成績を狙ってる場合以外はかすり傷ですので時間が足りない場合は有力な手段となりうるでしょう。今回は残念ながら私は1を選択しました。

 

 最後まで全課題をこなしてきての全体的な感想ですが、「論文の作成に必要な知識の説明が全体的に薄い」です。基本的に説明資料はあるのですが、「その他こんなサイトもあるので参考にしてね。」で終わりです。リンク切れを起こしてる場合も散見され、役に立たない事多数。率直に言って不親切極まりないです。Unit 8に通常、その科目を評価するようになっているので大学側にそのようにFeedbackしておきました。次のTermの学生が受ける際には改善されていることを祈りつつ。

 

 論文を1から再作成している現場からは以上です。

 

追伸:大学と同時並行的に高校英文法を体系的に学習(入学前はほぼ勉強せず)しているのですが、読解力の速度と精度が向上しました。不明な単語、特に学術英語が出てくる度に覚える努力をしている点も大きいとは思いますが、それを差し引いても文法は偉大だなぁと再認識しているところです。読解力のボトルネックが文法力になってる方(単語はわかるのに英文が理解出来ない)は、文法の勉強をオススメしておきます。

ENGL 1102: ENGLISH COMPOSITION 2 近況報告

 以前のように毎週投稿していませんが、元気に課題をこなしています。今週はUnit7ということで、Final ExamのあるUnit9まで残りわずか。毎週躓いているのが、Learning Journalです。

 

※Learning Journalとは、学生がインストラクターの指示に基づいて文を作成し、インストラクターのみが評価・採点する課題です。

 

躓きの理由が、「Learning Journalの指示では何をすれば良いのか理解できない」ことです。書いてあることはわかるのですが、具体的にそれが何を指すのかわからない状態、と言い換えればいいでしょうか?例えば、「あなたの論文のアブストラクトを作成してください」とだけ書いてあった場合「え?論文、、、論文っぽいの書いたなぁ。でもあれはWritten Assignmentで書いたやつのかな?それともLearning Journalのやつ?それとも、これから新規で論文を何かしら用意してアブストラクトを書けばいいのか・・・?」みたいな自問自答が始まるのですが、結局詳細に書かれていないため確実な判断が出来ません。その結果、私は毎回のようにインストラクターに迷惑メール(笑)を送って疑問点をクリアにしてから課題に取り掛かっています。もっと万人にわかるように指示を具体的に書いてもらえればいいのですが・・・。

 

これは私だけかな?とも思っていたのですが、(おそらく)違うようです。というのも、Written Assignmentで他人の提出物を採点している時に「指示にあったことをやっっていない人」にそこそこ出会うからです。例えば、Reference pageを作ってね!みたいな指示だったのに、Referenceの元ネタと概要を書いて、「こんな感じでやります」という内容の提出物だったりするわけです。大学側(インストラクター)の指示も悪いのですが、不明点あるいは不確定要素を確認しない学生側にも落ち度があるでしょう。

 

手前味噌ですが、English CompositionのLearning Journalは今の所6ユニットとも全部満点です。(パチパチパチ)インストラクターの採点が甘いか、私が超絶進化をしたかのどちらかでしょう。とはいうものの、とあるユニットのWritten Assignmentに対する学生からのフィードバックが「こんな提出物はじめてみた(いい意味じゃないほうで)」という心にグサッと刺さるものだったので、提出内容を精査し、明確な論点と構成を基に作文を心がけていきたいと思います。

 

このコースでの教訓は「わからなければ聞け」です。

現場からは以上です。

 

※追伸:良いお知らせ(?)が2~3ヶ月以内にご報告出来る可能性があります。知らせが無ければ失敗したということなので触れないでください。