海外オンライン大学体験記

アメリカのオンライン大学であるUniversity of the peopleでの出来事について徒然なるままに書きます

生存報告

 更新が滞っていましたが、なんとか生きております。現在も身の回りで色々起きていますが、次のTermは1コース受講することにしました、world literatureです。専攻に関するコースを受けるか迷いましたが、時間が大量に掛かる為それは現時点では断念しました。ただし卒業が遅れるのも困るので、卒業に必要なコースも取っていく・・・そういう方針で行きます。来年からは2コース取っていきたいので、しっかりやっていかねば。

 

 さて、震災の影響等で忙殺されている間に・・・UoPeopleに新しい専攻ができましたね。教育学修士です。適切な訳語かは不明。私は最終的に経営学修士を取りたいと考えているのですが、教育にも興味があるので少し心が揺れました。人に教える経験を何度かしており、面白かったのが理由でしょうね。教育技術はどこへ行っても重宝されるスキルの一つだと思うので、興味がある方で大卒以上の方はトライしてみてはいかがでしょうか?

 

 現場からは以上です。

悲報

震災の影響をダイレクトに受けて学習が継続出来ないため、先週から始まったTerm1の科目をコースドロップしました。

震災に絡む仕事と家庭の都合上仕方ないとはいえ、無念です…。

次のタームも前々から決まっていた仕事で怪しいですし、四面楚歌と言えますね。ともあれ、やるしかないのでやるのみ。次の二ヶ月間は英語学習に専念して準備しよう

UNIV 1001C Online Education Strategies Final Exam

 先程Final Examを終えました。結果は28.50/30.00%です。全部合ってると思ったのですが・・・どこが間違えたのか皆目見当も付きません。後で見直そうと思いましたが、これFinal ExamはSubmitしちゃったら後で見直せないんですね。知りませんでした。復習したい人は、コピペしておくことをお勧めします。・・・とは言ったものの、コピペして大丈夫なのかな?駄目と書いてた記憶はありませんが、問題流出の可能性を考えると勧めてはいけないかもしれません。

 

Final Exam雑感

 基本的に、コースの途中にあるGraded Quizはセルフクイズをしっかり解いていれば9割以上解けるようになっているのですが、Final Examは一味違いました。コースでなんとなくやった記憶はあるものの、初見の問題が多かった印象です。途中のクイズ等の問題は6~7割しか含まれないと考えて置いた方が無難でしょう。ただし、常識や直感で解ける問題や、コースをしっかりやっていれば解ける問題がほとんどでした。落とした1問はおそらく、私の常識(認識)が違っていたのでしょう。当たり前かもしれませんが、節目ごと、例えばクイズの度等に以前見たリーディングアサインメントを読み直したりして復習をしておくことがFinal Exam攻略の鍵だと思いました。

 

最終成績

 まだ評価されていない課題があるので確定していませんが、今までの平均をそこに当てはめて得点を算出すると約94/100点でした。つまり評価は「A」ですね。上にはA+がありますが、Grade Pointで言うとどちらも4.00なので最高の成績が取れたと言って過言では無いかと思います。

 

 今回は申し分ない成績ですが、私は「1コースしか1タームで取っていない」というアドバンテージがあったので当然かもしれません。次のタームも1コースです。1コースしか取れる余裕もありませんでしたし、システム的にも1コースしか選択できませんでした。(なぜだろう?)余裕が出たら2コースチャレンジしようと思いますが、今週来週はコースも無いのでしばし休憩しようと思います。

 

 やりきった現場からは以上です。

 

このブログのアクセス数について

 興味がある方がいるかもしれないので公表しておきます。通常40~50アクセス/日で推移し、多いときは200ぐらいです。少ないときは20ぐらいのはずです。正直軽い気持ちで始めたこのブログですが、以外に興味がある人が多くてびっくりしています。マイペースに更新していきますので、今後共よろしくおねがいします。

University of the Peopleに対する他の大学等の扱いやトランスファー(単位移行)

 皆様休暇はいかがお過ごしでしょうか?UoPeopleは確かにaccreditationを受けている正式な大学ですが、実際のところどうなのか(どの程度評価されるのか)?というのは気になりますよね?私は気になっていてずっと調べているのですが、今の段階でわかっていることをシェアしたいと思います。

 

アメリカのアクレディテーション制度について

 大きく分けて、「地域アクレディテーション」と「全国アクレディテーション」があります。(正確な訳語は不明)簡単に説明しますと、地域の方が上に見られ、全国の方が下に見られます。全国と言う語感とは対象的なので、ご注意ください。地域アクレディテーションを受けている大学同士では基本的に「単位移行が可能」ですが、基本的に全国から地域への単位移行はできません。つまり、同等に見られていないということになります。

 

University of the peopleは全国なの?地域なの?

全国です。DEACという遠隔教育のアクレディテーションを行っている団体が認定しています。

 

その影響は?

 アメリカでの就職は、雇用主によっては地域か全国かによって評価が変わる場合があるそうです。しかし、私が調べた感じでは、アメリカ人もアクレディテーションについてあまり詳しくないように見受けられました。というのも制度と歴史が複雑で、理解しづらいからです。アメリカのとある資格の受験要件等は、州によってははっきりと「regionally accrediated college or university」等と書かれているケースがあり、その場合は受験できません。その場合は別の州だと「nationally or regionally」等書かれていたりするのでなんとかなったりします。結論として、「アメリカで何かしたい」という場合足かせになる可能性は現実問題としてあります

 

じゃあUoPeopleはだめなのか?

 手前味噌ではありませんが、そんな事は無いというのが現時点での結論です。全国アクレディテーションではありますが、ニューヨーク大学やUCバークレーへの編入が優秀な学生は可能であることや、世界の名だたる多数の大学の学長や教授がサポートしている事などを考えても、単に地域アクレディテーションを受けているだけの大学と比べて引けを取ることは無いと考えています。私は実際UoPeopleでの勉強を通して、決して甘くない課程(むしろ厳しい)だと実感していますし、内容も非常に興味深く為になっています。そして、もし日本やアメリカ以外で就職や転職するなら採用担当もアクレディテーションの種類なんて把握しているとは考えにくいです。というより海外大卒ってそんなに多くないと思うので、ある種の強みになるんじゃないでしょうか?

 

それじゃあUoPeople以外がいい!

 とはいったものの、その点が気に入らなければUoPeople以外を選択すればいいだけの話なのです。ただし学費はご存知の通り高くつきます。もし他の大学に切り替えたくて、学費を節約したい場合は、放送大学で単位をある程度とって、トランスファーすればいいと思いますよ。放送大学は天下の文科省に認定されていますので、何の単位かによりますが、きちんと単位として認めてくれるそうです。このブログはUoPeopleに関することを書くので詳しくは言及しません。必要に応じて調べてみてください。

 

 今週Final Examの現場からは以上です。

英語の勉強法を紹介しているサイトについて思うことについて

 よく、「偏差値30台からTOEIC900点」みたいなサイトがありますが、どの程度信憑性があるんでしょうかね?例えば高校の学内偏差値の話とかだと、高校自体の偏差値が例えば70越えのところで学内30台と言われてもそこまで悪いとは思えないのですよ、実際。高校や大学自体の偏差値としても、詐称している可能性も拭えません。

 

 なぜこんなことを考えたのか?それは、紹介している英語の勉強法がとても英語初心者・・・というか英語が出来ない人に向けているとは思えなかったからです。本当にこの人達英語が元はできなかったのかな?と思うような勉強法が多いです。しかし、その信憑性が本当に判断できるのは「本当に偏差値の低い学校で、学内偏差値も決して高くなかった者かつ現在は英語がある程度できる人」ぐらいなんじゃないかなと思います。私の実感として、英語が元々できる人や頭のいい人(サイト運営者たち)の勉強法はまったく参考になりませんでした。例えばサイトではなく直接ですが、某有名大卒の方がスピーキングが上手だったのでアドバイスを求めたら

 

「ああ、最高の勉強法を知っているよ。日常生活の友達との会話を全部録音し、それを後から英訳した。その繰り返しで習得したよ。周りの友達にもこのやり方は好評だった。」

 

と教えて頂きました。これには私は「なるほど!」と思う反面、初学者にとっては全く参考にならないとも思いました。そもそも土台が違い過ぎます。彼は少なくとも大学受験を経験して難関大学を通過できるほどの単語力、文法力、リスニング力、リーディング力があるのです。そこをクリアしていたので、後は日常使う表現の英作文能力さえ身につければよかった、だからこの方法が彼(とその友達)には最適だったということです。前提条件が全然違うんですよね。ただこれは彼が悪い訳ではなく、単に住む世界が違う相手に聞くほうが悪かったです。そして、多くの勉強法サイトの運営者も単に「より低いレベルに位置する人」の現状を知らないだけなのです。

 

 では、どのように本当に1あるいは0からの勉強法を見つければ良いか?答えはまだもっていません。しかし一つの真実として「基礎」から始めることですね。英語の4技能(読・書・聞・話)を伸ばす上での基礎は何なのか?プラスアルファの要素は何か?ここに答えが集約されていると思います。

 まずはどう足掻いても覚えなくてはスタートラインにすら立てない要素と言っても過言ではない「アルファベット、(基礎のフォニックス)、発音記号、中学英文法」を徹底的に習得し、中学レベルの音読や瞬間英作文で体に刷り込みつつ体から外へ英語を出す事を繰り返す。実体験ですが、中学レベルをほぼ完璧に体に入れたらTOEICは600~700は楽にいきます。この後は高校レベルの階段を登るのがスジですが、後は脇道にそれて旅行英語を覚えるのもよし、ビジネス英語を覚えるのもよし。土台が出来上がっているので何をしても勝手に後は伸びていきます。

 楽な方法、魔法のような劇的な方法を夢想する方もいるかもしれません。しかし今の所その魔法は存在しないと思います。(知っていたらこっそり教えてください)着実に、一歩一歩踏み固めていきましょう。

 

 ふと書き始めた現場からは以上です。

UNIV 1001C Online Education Strategies UNIT 8: Developing Personal and Academic Goals

 今週は「個人及び学術的な目標を定める」ということで、かの有名な「7つの習慣」の概要がリーディング課題として出ています。読み進めたばかりですが正直読みやすいです。なぜなら、若かりし頃に日本語版ですが何度か通読しているためです。背景知識って大事だなぁと痛感しているところです。個人的に面白かったのが、日本語版で7つ目の習慣に「刃を研ぐ」みたいなのがあり英語を日本人にわかりやすいようにするための意訳だろうなぁと当時読んでいたのですが・・・sharpen the sawということでほぼ直訳。謎の感動を覚えました。あと余談ですが、先週のReading Assignmentが週の最終日ぐらいに「突然」変わりました。これは文字通りの意味です。基本的な内容は変わらないしほぼみんな課題を終えてたと思われるので大勢に影響はないのですが、復習効果も落ちるので事前にアナウンス等がほしかったところです。まだURL等保存してなかったし。まぁただここらへんは、インストラクターの裁量を越えていて大学のシステム・仕組み的な話だと思うので講義するなら管理サイドへが妥当でしょうが、前述の通り今回に関しては影響はほぼなかったのでスルーです。

 

 現在UNIT8,つまり8週目ということで、来週はFinal Examです。今週、来週と試験に向けて総復習したりせんといかんので大忙しですが・・・お盆休暇で昨日から20日まで休みなので時間は潤沢にあります。今の所、最終試験でヘマさえしなければAかA-ぐらいは取れそうなので頑張らないといけませんね。Yammer等で情報収集した結果、まぁSelf-quiz等をしっかり復習してれば大丈夫だよみたいに書いてあったので信用しようと思いますが、最終成績に関わるのでそこは慎重に行こうと思います。

 

 同時並行的に、休暇で使える時間は英語学習にコミットしてます。以前よりは速く早くこなせるようになったとはいえ、まだまだ時間がかかる状況。その絶対時間を減らすための私の課題が「英語力」なのですからこれは当然の選択と考えます。魚をもらうか、魚を捕る方法を知るかみたいな話ですが、応急処置的な方法は極力取らずに永続的に効果のある方法を選択をしていきたいものですね。

 

 そして最後に。ちょっとここでは具体的に書けないのですが、一つ大きなポカをやらかしました。ただし今までの善行(?)が報われてお咎め無しという結果に。何事も真摯に取り組むことと、「相談」することが非常に大事ですね。

 

 休みも勉強に明け暮れる現場からは以上です。