海外オンライン大学体験記

アメリカのオンライン大学であるUniversity of the peopleでの出来事について徒然なるままに書きます

盗用行為発見

 悲しいことに、今週の同僚評価中、剽窃行為、いやむしろ盗用行為を発見してしましました。最初にエッセーを見た時に「え・・・めっちゃ文章上手いじゃん。簡単な英語なのにウィットに飛んでて、比喩的な表現があり論理構造がスッと整っている。これはもう、満点だな。」というのが、最初の所見。

 評価していく中で、剽窃行為に関する評価をする段になって「この文章出来すぎているな。一応PaperRaterでチェックしておくか。疑う訳じゃないけど。」とチェックしたら、くろ、くろ、くろ!サイト上では86%以上の一致率になっていましたが、ソースを当たると100%盗用、彼独自の文章は一文字もありませんでした。

 剽窃行為の評価項目がある以上、正当に評価しないとこちらの評価にも響きますし、3人が一人に対してレビューするので私が見逃しても他の二人が報告する、という判断からインストラクターに速やかに報告しました。というより、こういった類の行為は許されるべきではありません。UoPeopleの品位を損ねます。私は100%自分で作った文章も、万が一先人が書いてる可能性も捨てきれないので必ずPapereRaterでチェックするようにしてる位神経を使っています。課題が遅くなり切羽詰まる人もいるかも知れませんが、こういった行為に手を染めないよう祈っています。

現場からは以上です。