海外オンライン大学体験記

アメリカのオンライン大学であるUniversity of the peopleでの出来事について徒然なるままに書きます

同級生評価に対するインストラクターの対応

 自分が提出したWritten Assignmentに対する同級生評価で、適切なAPA Standardsが適用されていないというのがありました。そこで、APAの解説サイトを熟読したのですが指摘箇所に関するミスが見つけられませんでした。

 

 そこで、インストラクターに「どこが間違いなのか発見出来なかったため、教えてほしい」と問い合わせました。というのも、同級生評価は匿名で実施されるため、評価者に対して問い合わせる事ができないためです。インストラクターは「わかったよ、できるだけ早くみておくね」と言ってくれたのでひとまず安心、といいつつ前回のタームのインストラクターは言い方は悪いですが「口だけ」だったので若干不安が残ります。

 

 その後アナウンスメント(コース内の学生全員が見れる告知ページ)で、インストラクターがこんなことを告知していました。「現在、同級生評価に対する多量のメッセージや関心事が届いています。すべて目を通して、フェアなグレードにするので心配しないでください。」要約するとこんな感じですが、正直一安心しました。というか、評価者としては素人集団である同級生が評価した評価を確認すらしないでそのまま成績になるとしたら、それこそ「異常事態」なんですがね。

 

 一つ安心というか胸を撫で下ろしたのは、

 

みんなインストラクターにメッセージを送ってる

 

 ということです。母集団が日本人ばかりだと、そのまま評価を受け入れる人が多いのではないでしょうか?それが美徳と考えられているような節がありますし。ただ今回同時に、自分にがっかりしてる面もあります。というのも、この安心が「みんなの行動と同じ」という事に由来し、典型的な日本人的思考だったからです。協調性は大事ですが、自己主張も大事。その両輪を大事にし、人種的なハーフでは無く、思考の観点からのハーフを目指し独自の成長を遂げたいと思います。

 

現場からは以上です。