海外オンライン大学体験記

アメリカのオンライン大学であるUniversity of the peopleでの出来事について徒然なるままに書きます

University of the Peopleでの近況

 半月ぶりほどの更新となります。真新しい事は特にありませんが、毎日たんたんとEnglish Composition 2をこなしています。最近苦労したのが、課題(小論文)のテーマを自分で設定して資料を探し書けみたいなやつです。

 

 まずテーマの設定ですが、書きたいことも特に無かったのです。旅に例えると「目的地は無いけど旅に出ました。どこ行けばいいかわかりません。行きたい場所もないです。」状態です。困った挙げ句、頭の中に村上春樹がふと浮かびました。どこかで、彼の作品は読みやすいと目にしました。そこで、それを軸にテーマを設定してここはなんとかクリア。

 

 次に、「資料探し」です。みなさん、村上春樹に関する英文の資料なんてあると思いますか?実は結構あるんです。学校の図書館やGoodle Scholar(論文専用の検索エンジン)で「Haruki Murakami」と検索すれば引っかかるんですよね。なら簡単じゃん?と思うじゃないですか。それが意外に難しい。絞り込みのkeywordが思いつかないんです。「easy to read」とかじゃ全然だめ。日本語だと検索は結構自信あるんですが、英語だと引き出しが少なすぎて・・・経験が無いので難しい。私は次の力技で乗り切りました。

 

「ひたすらタイトルを眺め、良さそうな記事のabstractやintroduction、あるいはconclusionを読む」

 

何記事か読んでいると、おぼろげながら自分が知りたい内容を書いてそうな記事の「におい」がわかってきました。一つ間違い無いのは、使うかどうかわからない資料の中身を「読み込まない」こと。これが本当に時間泥棒で、どんなに語学力があってもこれをやると時間が無限に消費されてしまうので・・・概要を読んで、課題に使うのがほぼ確実なやつだけ読み込みましょう。もしかしたら常識なのかもしれませんが、念のため書いておきます。

 

今回痛感したのは、「制限がゆるすぎる課題は難しい」ということですね。結構、特に高校生までの間は「正解がある問題を与えられてそれを解く」ということに我々は慣らされてきました。なれてないんですよ、こういうのに。自由研究とか苦手じゃありませんでした?私は苦手でした。そういうイメージです。

 

 

現場からは以上です。